見もしないでモノをいう人たちはどうすればいいのだろうねぇ?

長文でだらだら感想を書いてみる。

 高木浩光氏がブログ*1で、衆議院でストカー/GSV問題が取り上げられた事に触れていた。
ビデオライブラリは↓
 http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.cfm?deli_id=39379
議事録は↓
 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
 から、11月13日 第4号

○桜井政府参考人 お答えいたします。
 ストリートビューとプライバシーとの関係でございますけれども、グーグル側では、人の顔あるいは自動車のナンバープレート、こういったものを解析いたしまして、自動的にぼかしを入れるという技術、システムを導入しております。

ええ、技術の導入はされていて、ヨーロッパなどでは適用されていますが、我が国では自動車のナンバープレートぼかしの技術が使われてない事はストリートビューを見ればすぐわかる。

 ぼかし漏れ等の事例があるようでございまして、利用者からの申告がありますと、それに応じて削除をするという対応をしているというふうに聞いているところでございますけれども、先生御指摘のとおり、プライバシーの問題を懸念する声というのがあるということも事実でございます。

プライバシーって顔とナンバープレートだけなのかよ。
 侵害が指摘されてからやるべき事は、再発防止と賠償でしょう。賠償という話は出てきてないから、そっちは全く動いていない。再発防止はすでにプライバシーを侵害された人だけに適用されるというのは、ストリートビューを見ればわかる。

 プライバシー権、大変幅広い概念でございますので、国民各界各層の十分な御議論というものも必要かと思いますけれども、総務省といたしましても、インターネット上の情報流通を所管するという立場から、引き続き、グーグル社等からヒアリングするなど、このサービスについて注視してまいりたいというふうに考えております。

 ヒアリングの結果で、上のような答弁が出て来ているのなら、グーグルが正直者でなさそうな事はヒアリング後にストリートビュ−を見ればすぐわかるのではないだろうか?見てからヒアリングすればもっと早くわかるのだが。

 とりあえず、ストリートビューが最初に役立った大事件が、元官僚襲撃事件だったわけだが...国会に参考人招致して宣誓証言でもしてもらえばいいのだろうか?

 まあ、見ればわかる事を見てないなんてのは良くある話。