プライベートモード化の可能性について

タイトル「府職員」、本文「見つけました!!」というエントリを上げたブログ*1からトラックバックを頂いたけど、私が府職員(って何府の?)だと思ったという意味だろうか。

 私は大阪府職員と一緒に仕事をした事はあると想像出来るような文章は書いてしまったので、「友達の友達は本人」的に「私が府職員である」と読む権利くらいはきっとあるのだろう。匿名で書くというポリシーから私が誰であるかとか、誰でないかとかは書かないが。

 このブログは今現在「雑念の捨て場」なので、「おおさまのみみはろばのみみ」と叫ぶ穴のようなものだ。
穴に「おおさまのみみはろばのみみ」と叫んだら、葦が生えて「おおさまのみみはろばのみみ」と風に乗せるくらいはなんとなく覚悟があった。
 十分うまくいってるとは言わないけれど、そうなっても困らない事を書くようにしてきたつもり。また、私の職業に関わる事は「原則的に書かない」*2というポリシーは守って来たつもりだし、床屋の理解を超えるような崇高な中身のある事も書かない。

 しかし、誰が叫んでいるのか全く知らない「考えない葦」が「おおさまのみみはろばのみみとさけんだのはおきさきさま」みたいな事を風に乗せるのは覚悟してなかったような気がする。*3

 穴にすぎないので、あまり多くの人に読んでもらいたいわけじゃない。具体的には一日100ユニークアクセス弱が望ましいアクセス数の上限だ。でも、いまGoogleである種のキーワードで検索するとこのページがトップ付近に出てくる事もあるようだ。
 雑念が溜まってて、エントリをポコポコ上げてたら、目標の何倍ものアクセスがある日もある。

 そのへんのあれやこれやをどうしたものかと思うのだが、試行錯誤するかもしれないので、突然プライベートモードになったり、また公開になったりするかもしれないと、予告しておきます。

*1:HTTP://gsdgqceztgbh.jugem.jp/?eid=376

*2:書く事もないわけじゃない程度

*3:トラックバック元の記事の意図がわからないので、あっちのブログの主が「考えない葦」かどうかは判断していない。

桃の花の花見情報

きれいな桃の花はどこで見られるか、というような事を人に問われた。ちょっと調べたり、知ってる事を書き留めておく。
桃、葡萄と言えば岡山と山梨というイメージがある。

個人的には甲府盆地周辺の桃がきれいだと思う。
時期は四月中旬に満開という情報が多いけれど、今年は少し遅めか。
http://www.harvesthome.net/misaka4.htm
↑あたりを確認して時期をえらぶといいと思う。

で、花見であれば、あるいは庭園散策でも音楽でもそうなのであるけれど、たとえば起承転結といったシーケンシャルな体験の質というのには気を配った方が楽しめる。

ドライブで行くのだったら、昼なお暗い山の中の峠を走り、谷筋をゆくうちに前方にピンク色が見え隠れして、谷がひらけたら花の海が広がって、桃の花が間近に見られる場所に至り、そこでご飯をいただく、というような。

こういうプロセスを楽しもうと思うと、盆地を囲む山地の外側から内側にアプローチするのがよくて、それにはいくつかの経路が考えられる。高速道路だとあまり楽しめないだろう。

東京と甲府を結ぶ国道20号であれば大月から笹子峠を超えて、勝沼に出て、そこから塩山の方へ山沿いを走るか、御坂の方に桃園の中をぬって走るか。
あるいは河口湖まで大きく迂回して、河口湖で富士山を眺め、そこから御坂峠を超えて御坂から桃園の中を走るか。
あるいは東名方面からの人なら西富士道路から精進湖の脇を抜けて、中道に抜け、境川、御坂とたどる道もある。

どれもそれなりに楽しいのだけれど、個人的には国道137御坂峠から下り坂を走って前方に桃色にかすんだスポットがあらわれ、それが大きく広がっていくのが好きだ。
ただし、上黒駒バイパスは無粋にすぎるので、途中で旧道に右折するのは必須だが。
旧道にまがるあたりには国道から川をわたった対岸に御坂路さくら公園という公園があり、そこに立ち寄ると、谷間の向こうに甲府盆地が桃色に霞むのを眺める事ができる。

さらに進んで、御坂の村内に入ったら「桃源郷公園」あたりをうろうろすれば間近に桃の花を見る事ができるだろう。

そこからはどちらに向いても桃園の中。どっちにいくかは迷う所だ。
好みでしかないが、県道34号を選んで進むのがいいかな。釈迦堂遺跡あたりで左に折れれば道はせまいが、ワイナリーが立ち並ぶあたりだ。国道20号の近くまで行けば農協の直売所もある。

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このへんでうろうろして、国道411でも、その一本山側の細い道でも良いが塩山方面に向かって、
たしか↓のあたりに、

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民家と桃園が入り交じるような場所でおばさんが一生懸命蕎麦を打ってくれる店があったはず。好きな人も居れば嫌いな人も居る蕎麦だけど。*1店に車をおかせてもらって散歩をすれば運が良ければ木造の橋の上に土を盛った「土橋」の実物を見る事ができるだろう。

そんなふうに昼食までのシーケンスがうまく繋がっていると、よい観光をしたという気分になると思う。あとは特にこだわらない、定番は大菩薩方面へのドライブだろうが、引き返して芦川の谷にあそんでもいいし。R20を大和方面に行って旧道の笹子なんかもいい。