2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

私的戦況報告

私が過度に人の心配をする時は、実は自分に心配事を抱えている事が多い。具体的に書いちゃうと身元バレに繋がるので、本石町日記(http://hongokucho.exblog.jp/6081852/)さんが紹介していた「今の仕事を戦場の一シーンに置き換えてみるスレ」風にここ10…

べ....別に心配なんかしてないからっ!

ちょ、ちょっと与党の人とやり取りがあったあとで、コメント不能状態に落ち入ったからって、心配したりしてないんだからねっ。 上司に怒られたりブログやめろなんて言われてないかなんて思い煩ったりしてないんだから。 わ、私はもともと官僚なんて http://d…

パイを分けてください

http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20061118#p2 ↑で出した河井寛次郎氏と永六輔氏の会話から市場とデフレとパイの切り分けについて考えた一例です。元記事を書いた時に考えてたのはこんなことでした。この清水三年坂の市場で売買された物は蕎麦猪口です。 …

日本政府はいつから破綻していたか

国会、少なくとも与党の一部では日本政府が財政的に破綻している事は自明らしい。ということで、「日本政府はすでに破綻している教」を広める事に何の問題もなくなったようだが、教義が混乱してしまうと困るので、私なりに定義を書いておこう。 結構単純に考…

構造改革の勧めー土地登記制度についてー

昨日の日記に、ドイツ式の不動産登記制度について やればまっとうな「構造改革」なんだけどね。 と書いたけれど、民法の契約概念などに関わる大事な話を一行で片付けてしまっていて、このままでは某先生に「ダメな議論」と言われても仕方がないので、ここで…

新聞記者は世間知らずらしい

国土交通省は22日、土地登記の際などに使う地図の「公図」で、都市部の6割に「1メートル以上の大きなずれ」が見つかったと発表した。 公図は、明治初期の地租改正の際に作られた図面が今も多く、これまでも正確さに欠けるとの指摘があったが、明確に裏付…

公務の執行者への給与を新たに印刷した紙幣で出す件について。

公務員に給料を出すのに税金を使いたくないというのが、国会やマスコミ各社の頭を悩ませてる問題らしい。 公務員にはこのくらいの退職給付が適当という決め方を一方的に国がして、その通りに減額して出すのに税金をつかうな、ってのもなんか違和感があるなぁ…

フリードマン的な小さな政府とは何か?

夜警国家という言葉がある。福祉国家と違い、政府は国防や外交、警察などに専念し、経済への介入は極力抑えた「政府の役割が小さい国家」らしい。 ではフリードマン流の「小さな国家」とはなんなのか? おそらく、市場での国家の役割が小さくなっていて、政…

ミルトン・フリードマン氏永眠

珍しくミクロな市場のことを書いたら日経新聞にミルトン・フリードマン氏の訃報が出ていた。偉大な経済学者の魂が安らかである事を祈念いたします。 小泉政権が小さな政府と市場経済にカジを切り、規制緩和を加速した事は、遅ればせながら日本でもフリードマ…

どっちにしろ救いようがない

教育基本法強行採決の前にタウンミーティングに情報操作の可能性があることが判明して、官僚がやった事なのか政治家がやった事なのかが問題になっているようだ。 政治家が主体的にやった場合、教育基本法改正の期待効果を上回りかねないコスト(信用の失墜の…

高校の先生って偉いなぁ

と思うのは、たとえばバブルとは何かという事を考えるにも先日挙げた地価の公式が成立する事が、「虚業の都合にあわせて市場が変質し、実物の値段が実用価値と乖離すると、生身の人間にはついていけなくなる」なんて理解の仕方ができることなのだ。 他に、た…

できれば3.0を目指して欲しい

「複素経済学」というのが一部世界で提唱されているらしいけど.....お金そのものが虚で、仕事や物が実だって考えた事はないのだろうか? 昔は通貨と実物の交換が不安定だったので虚実の複合体である貴金属を通貨にしていた事もある。でも、少なくとも大恐慌…

企業の加算年金もやめなくちゃダメ?

公務員の加算年金に代わる新制度(閣議決定済み)への税金拠出は不当だという趣旨の朝日新聞の記事がでていたようだが、今検索したらもう少し毒のない見出しに入れ替わってるようだ。元の話は「年金と退職金が手厚い公務員というイメージが過去にはあったけ…

不動産バブルはあったと思うよ

http://bewaad.com/20061114.html#p01 bewaadさんいわく なぜバブルが発生したのかといえば、それを潰したから 私は土地についてはそうは思いません。 当時の東急不動産作成の土地取引価格情報を分析すると 関東の私鉄沿線の住宅地では、平米単価をp、都市計…

GDPの前提を読んでみる

http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/11/14-014821.php ↑47thさんの「パイを誰と分けるのか?」に触発されて、GDPがどーたら、物価がドータラ言う前に平成16年のSNAを見てパイの切り分け方の変化を確認してみた。まー、GDPと物価を追っか…

「ダメな議論」と「水からの伝言」

「ダメな議論」読了しました。 昨夜は失礼な話を振ってしまったのですが、著者の飯田先生の言いたい事は該当部分について十分に私に伝わっています。 伝わっている事は承知の上で、それでも引っかかってしまう阿呆がいるという事で阿呆としての生き様を書い…

さて....

昨日の話題だけど、ザリガニの仲間(十脚目ザリガニ下目)をどう考えたらいいんだろうね。

へぇ、そおだったんですかぁ

「ダメな議論」という本が世界の片隅で人気を博しているらしい。 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20061103#p1買って読んでみているが、しょっぱなから躓いてしまった。 「『人間は皮膚呼吸している』という常識は科学的には誤り」なんだそうだ。 ちょ…

世界史必修?

なんか地理とかと違って、世界の中の日本人として必要だって必修化したらしいね。でも地理できなかったら世界史も日本史も何習ってんだかわかんねぇって気がするんだけどなぁ。

珍妙な神戸市教育委員会の処分

神戸市てのは妙な自治体で、高卒採用の地方公務員採用試験を大卒者が受験する事を禁止している。でも、高卒の給料でも良いから働きたいという人が受験する事はおおいにありそうな事だ。 で、バレて大量に解雇されたらしい。2006年11月3日(金)神戸新聞 学歴…

知らなかったわけではないだろうなぁ....

高校で必修科目の授業数が足りない履修不足問題が顕在化して、全国的に大変な事になっているようだ。まるで、3年前くらいから急増しているみたいな話をしているが、そんなはずはないだろう。私の大学の同級生には芸術系の科目の授業を全く受けていないなん…