電子書籍の続き

で、出版社の電子化が飛躍しない理由は簡単。日本語処理に適した処理系、日本独自の情報基盤の芽を1980年代末に徹底的に潰したからだ。(誰が?調べてみると、だいたい上がってくる名前は文部省と通産省と、アメリカ政府とマイクロソフトソフトバンクみたいですが、よく知りません)
前にも書いたけど、そのころ何をしていたかはかなり決定的な意味をもっている。
ユニコードをはじめ、国際規格のコーディングをベースにする限り、日本語は表現されない。日本人の人名すら正確に表記できない処理系で出版社を電子化するのは非常に困難である。