「都立高校「奉仕」必修へ 東京都教委が07年度に」のニュースに接して

http://www.asahi.com/edu/news/TKY200411100354.html
というニュースを見たが意味がよく分からなかった。
学校独自に教育課程に必修科目を設ける事が出来るようになり、学校ごとの特色が出せるようになったが、東京都教育委員会は都立高校について学校ごとの独自性と関係なく一律に「学校独自の科目」として「奉仕体験」を採用するように強制するということであろうかと理解している。
目的は、「職業にも就かない若者が増えているから何とかなんないかと思って思いつきで」みたいなことらしい。よくわからん。定職につく事を奨励したければ、奉仕以前に、賭け将棋を生業とされていた方を委員にしない方が良いのではないかと思う。(合法で賭博でないのは知っているが、賭け将棋であることには変わりない。彼らが合法的に賭け将棋をできる認定をもらうまでの過程は、才能に恵まれながら定職につかない若者そのものである。)
さらに
http://www.yomiuri.co.jp/education21/news/20041111_01.htm
によれば教育委員会ではなく東京都教育庁という謎の組織による発表であることになっている。(日経新聞も東京都教育庁NHKのニュースは教育委員会
東京都教育庁は東京都教育委員会の発表している機構(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/kikou.html)には存在しない組織である。が、東京都公式ページでは下のように教育委員会の別名であるかのように掲載されている。(http://www.metro.tokyo.jp/ANNAI/TOCHO/SOSHIKI/index.htm
 通常は教育委員会の指揮下にある事務組織は教育委員会事務局と自称し、意思決定機関である教育委員会とは明確に区分する。「教育委員会=東京都教育庁」(庁は普通は事務組織)の発表では誰がどのような責任で発表したのか分からない。
なんだろうねぇ、この組織は、だらしない。
いろいろ事情があるのだとは思うが、まじめに働いているようにみえる努力が必要だろうと思う。