自由で安全な闇討ちについて考える

小倉先生、落合先生の周辺で話題である。
私はハッカーと言う言葉と同じように、釣り、もよい意味でも使ってます。
優れた議論を導くものも、そうでないものも釣りと呼んでますが.....雑魚も釣られてもよろしいんでしょうか?

http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/6d74b4c5a7c0f305ce5fa7fa46249a5d
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041125#1101312471
http://blog.goo.ne.jp/hwj-ogura/e/0ffa89de7df404506a63c5473ff83bb2

とはいえ、法律は専門外なので、感想しか書く事がないです(笑)
私の見ている範囲では「実際に他の事業者に切り替える」人には2種類の行動があって、「都合の良い事業者に乗り換えようとする人」と「レンタルサーバー、自宅などにブログを設置する人」がいて、少なくとも後者は自らプロバイダとしての責任を引き受けなければいけないわけで、「責任を取る気」は私のように残留する人に比べればあるような気がします。

私は「はてなを選ぶ理由はなんだろう?」と思ってはてなで日記を始めたばかりですが、そう思わせた多くのページは後者の道を選びました。私は今の技術についていけてないので残留してメリットを享受してますが。

多くの人が「黙って」出て行かなかった原因は、たぶん「はてなを選ぶ理由」があったからだと考えています。

私は規約や住所登録は受け入れるけど、はてな側がどう説明し続けていくかが問題、という立場でした。今でも説明を求められてもはっきりした回答がないような著作者人格権不行使条項は無効と根拠薄弱に考えていますので、実際にそのような条項があって説明が不十分であれば自らわかるまで質問します。「著作権はてなについてのQ&A」なんて随時改訂文書一つあれば質問しないで済みます。結局今は振り出しに戻ってる訳なんですが。

今回、移転してサーバーを立ち上げる人たちを観察して、大学生時代、学部がインターネット接続を申し込まなかったため、教授会に参加していない教員と一緒に、自らイエローケーブルとトランシーバケーブルを引き回して開通させた事を思い出してちょっとだけわくわくしました。不謹慎でしょうか?

私は匿名だから責任を取らずにすむとは思っていないし、誰かが僕に責任を取らすのが難しいとも思っていなかったのですが、責任を回避しようとする人はたくさんいるだろうな、とは思います。
 路上で見かけるバイクやトラックでナンバープレートを見えにくく細工しているのなんて珍しくないですから、たとえよいスキームができたとしても、闇討ちしたがる人はきっといるでしょう。闇を作らない努力についても考えなくてはいけませんね。