常識的行動

 ファストリの社長だったかな、「雨の日に、子供が急に高熱を出したので電話を貸してください、と言われて断った店が出た。これじゃユニクロは駄目になる」というような話をされてました。
#フランスでそれをやると結構な重犯罪になる可能性があったような気がする。

 保護責任者遺棄ってのがあったとおもうけど、保護責任者にすべての責任を押し付けて野次馬には社会の一員としての責務がないってのはおかしいよね。
 かなりひどい交通事故を2回みて通報してるけど、事故のメインの原因を作った人に、交通整理、通報、連絡、周囲への協力要請、被害者の保護、全部やれなんて言ったって「顔面蒼白でひざがくがく」だったりするんだよ。
 コミュニケーションがちゃんととれれば、事故が大きくならないように反射板やバリケード貸してくれる。セブンイレブンは血が付くのも構わず仮眠用の毛布を出してくれた。喫茶店の人はドライバーに椅子と、被害者の外傷を覆う清潔なガーゼと、僕が怪我をしたライダーのブーツを切るハサミ(ブーツの上で複雑解放骨折してたので圧迫をとりたかったのだ。)を貸してくれ、右足解放骨折という連絡を追加で消防署に入れてくれた。氷屋さんは鎮痛用にかち割り氷、さらに野次馬の整理。
 世の中の半分くらいの人はちゃんと協力してくれました。

サポートする人が多ければ、変にひき逃げ犯人が増えにくい気がする。
 そういう人たちの多い町は雪が降った後歩きやすかった記憶がある。

妻が産院に通う電車の中で、
一人目の時は必ず座らされた(10年前)
二人目の時は結構譲ってもらえた(5年前)
三人目の時は一度も座れなかった(3年前)
と言っていた。少しずつ世の中が恐くなっていく気はしている。