私の生活実感

http://bewaad.com/20060601.html#p02
与謝野馨経済財政・金融担当相は「役所の定義ではまだデフレだが、私の生活実感とは違う」とのたもうたので、私の生活実感を書いてみよう。

去年一年間で顔見知りの同僚が二人自殺した。将来を悲観しての自殺と経済苦の自殺だ。今年もベースアップはないし、定期昇給復活も当分はないだろう。ボーナスは減額。人員削減が続いて、仕事はどんどんきつくなってる。この十年で2割ほど人数が減った。経費節減のため電力消費を下げようってことで職場の電球が半分以下しか支給されなくなって仕事していると目がしばしばする。残業代が出ないどころか電気代が惜しいから家でやれって追い出される。残業していい時間は毎年半減してとうとう月に2時間以内におさえろって事になった。1日で完全消化だね。
 最近カップ麺が100円未満にならないので買い控えている。生鮮食品や総菜の見切り品半額処分はうれしいんだが、スーパーが一時間長く営業するようになり、処分品がでるのは夜九時になってしまった。そのうえ、その時間を待って買い物する人がたくさん待っていて、そうそう手に入らない。住宅ローンの金利や教育関係の費用だけは着々と上がってるけど、やっぱり世の中デフレが続いているんじゃないかな。

上記は多少フィクションを交えてあります。
bewaadさんのおっしゃる通り、立場の数だけ違う生活実感があるので、統計で摺り合わせるしかありませんね。頑迷は最近の流行なんでしょうか。