新聞購読はマスコミの広告依存を修正するか?

http://ikedaa.iza.ne.jp/blog/entry/324386/
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/071003/its0710030245000-n1.htm
ニュースが無料で読める恐さについて考えた事がありますか?

ニュースはタダでは作れません。人件費、取材費、交通費等々、様々なコストがかかっています。それが無料で読めるということは、誰かがそのコストを読者に代わって払ってくれているということです。その恐さについて、ネットでニュースを読む人は考えたことがあるでしょうか?

そして、国民全員がネットでだけニュースを読むようになったら、我々新聞社の収入はほぼ100%広告料になる可能性が高くなります。

 心あるニュースの消費者の方にはぜひ、新聞の購読料は民主主義を守るための必要経費だと思って、新聞を買っていただければ幸いです。

まるで購読者数が増えると広告依存じゃなくなるみたいだなぁ。
(購読者数に比例かそれ以上で広告収入も増えるよね)
新聞で広告収入と購読者からの収入の比率を決めるのは、購読料をいくらにして、紙面に占める広告の割合をどうするかって新聞社の経営戦略であって、購読者の数は直接の問題じゃない。

産經新聞の一部100円じゃ、紙の新聞印刷して配送する経費も出てないんじゃない?
だから私が産經新聞を買ってもその100円から池田氏の人件費なんぞ出ないだろうと思う。

最も価格を安くして購読者数を維持して広告料でなんとかしようって戦略の新聞社で、100%広告料で成り立ってるテレビをトップに据えるマスコミグループの傘下企業の新聞記者がそんな事わかってないわけはないよね。

とりあえず、安い新聞を買うのはやめようってのが問題提起への普通の回答だと思うのだが?

追記:

 言い換えれば、あなたがニュースを読むときに、だれかがそのコストを払ってくれているということは、その払ってくれている人にとって有利な、逆に言えば、あなたに不利なニュースが流れる可能性が高まるということです。

押し売りですね。