水商売ですか.....

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPnTK018927120081107

パナソニックの創業者である故松下幸之助氏は、製品を安価かつ大量に供給する「水道哲学」を提唱。三洋買収により、パナソニックは21世紀型の水道哲学に道筋をつけたとも言える。
 <経営理念が競争力の源泉>
 水道哲学は、幸之助氏が「生産者の使命は、貴重なる生活物資を水道の水のごとく無尽蔵たらしめること」と説いたことに由来する。幸之助氏はこの哲学を1932年(昭和7年)5月、大阪市内で開いた会合で社員に伝えた。ちなみに、この会合で司会進行役を務めていたのが、幸之助氏の義弟で、松下電器専務を経て戦後に三洋電機を創業した故井植歳男氏だった。

松下氏の頃には、すでに安全で十分な量の飲料水が供給されていたという事だろうね。
それを見て、松下氏はだれでも、負担を感じずに水を使えるように供給する事がものすごく大変で重要な事で、そのために努力した人が沢山いた結果であり、松下氏の時代でも今でも、そのために現に努力している人がいる仕事の成果でもあるってわかってたんだろうか?

ある意味、少し前までの医療も、水道のように安全に、潤沢に、あまり負担を感じずにすむように供給されていたが、今は違う。

某塾出身のいさましい政治家とかみてると、とてもこういう哲学を受け継いでいるようには見えないのだけれど.....

そのうち水も、飲みたいと思ってから三日くらいは待たされるようになるかもね。

追記:20世紀を見通して「貴重な生活物資」である水を高品質かつ潤沢に都市部に供給できている例は非常に少ないと思う。日本は17世紀からものすごい努力をして、幕末には諸外国を驚かせる水準に達していたようだ。