改革とは停滞の事?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090415-OYT1T00573.htm

 国の出先機関の統廃合問題を受け、着工の見合わせを決めていた地方合同庁舎計10か所の新築工事について、国土交通省が着工に向けた作業を再開したことが15日、分かった。
 先月まとまるはずだった政府の出先機関改革が先送りされたことをにらんでの対応とみられるが、改革を担当する政府の地方分権改革推進委員会のメンバーからは「結論が出る前に作ってしまって、既成事実化しようとしているのでは」と批判の声が上がっている。
 国交省地方整備局、農林水産省地方農政局経済産業省経済産業局などが入る地方合同庁舎の建設を巡っては、分権委が昨年12月、統廃合計画が審議中だとして、「当面、整備を見合わせるのが適当」との委員長談話を出し、一時凍結を要請。

 これを受け、国の庁舎建設を担当する国交省は08年度に工事の準備作業に入っていた長岡(新潟県)、武生(福井県)などの地方合同庁舎計10か所(総事業費計約544億円)の工事を、同年末から凍結していた。
 ところが、政府が3月に策定した出先機関改革の工程表には、統廃合の具体案が盛り込まれず、今年末に先送りに。すると、同省は、長岡、武生のほか、新潟第2(新潟市)、広島5号館(広島市)、鹿児島港湾(鹿児島市)の計5か所について7〜8月に本体工事に着手することを決定。残る5か所も、設計や建設を民間に委託する「PFI方式」で工事に向けた設計作業を進めることにした。09年度から予定していた大阪第6、横浜など計22か所(約1218億円)も、敷地の調査や設計などの作業を順次、始めるという。

でも今現在で法定のものも含めて仕事は動いてるんだよね。

よくいるよね、新人研修で不良品が一個出たときの対応を問われて、「全工場全ライン止めて、それからどうすれば良いか考えます」って答える新入社員。

何をやるのか、そのコストはいくらか決まってから凍結というのが筋なんじゃないの?