某団体の要求について

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/001kaisetsu.html

よくわかんないから日本語に直してみた。

1.景気悪いんだからお金くばって下さい。資金繰り苦しいからつなぎ資金もくれ。僕たちだけでなく失業者とかにも払ってもいいよ。でもぼくたち以外の払う税金のとりっぱぐれがないようにして、僕たちの払う税金は下げてね。そうじゃないと海外逃亡するよ。

2.今の高齢者への公的年金支払いに税金を投入して所得移転して下さい。税金払うのやなので、無税で積み立てられる企業年金は増額してね。それから医療関係支出は上げないでなんとかして医療費がかかんないようにしてください。高齢者の医療費は税金でやって下さい。少子化すると困るらしいので、大増税して子育てしてる人の税金ちょっと下げれば子供増えないかなぁ。

3.役所が何の役に立つかわかんないので、僕たちの言う事を聞いて政治家が潰してくれるといいと思います。僕たちのやりたい事を邪魔する奴なんてペチャンコになっちゃえばいい。でも責任を取るのは政治家だからね。

4.研究開発費を出したくないので、僕たちが研究開発が必要な時には、かわりに税金で費用を払って下さい。

5.環境問題とか公害防止は僕たちの責任じゃなくて政府の責任です。税金払いたくない。

6.人材育成がめんどくさいから政府が教育としてかわりにやって下さい。僕たちのいう通り日の丸君が代とか道徳とか押し付けて画一的な教育にすれば多様な教育が実現できるよ。出来の悪い教師の給料下げればいいと思うよ。*1

7.職業訓練は税金でやって下さい。ハローワークのうち儲かりそうなところは口入れ屋にして商売にしたいです。労働基準を緩めたら一時的に違法労働は減るよ。外国人労働者は安いので好きです。

8.国内政府の体制は僕たちのいう通りじゃないとやだ。2015年までにやんないとぐれちゃうぞ。あとねーいろいろおもいついたから官僚にやらせといて。

9.外交も僕たちのいう通りじゃないとやだ。抜け荷はしやすいように。いろいろおもいついたから官僚にやらせといて。

10.戦争は出来ないと困る。憲法やだ。

追記:
これを政治献金斡旋の条件にしますよ、とのこと。
感想としては、自由主義国のように企業の負担が軽くて、共産主義国のように企業を国家が保護して、企業の経営者が主導し、責任は選挙で選ばれた政治家がとる国が理想という事のようだ。
部分的には賛成できたり反対できたりするレベルで理解可能な主張*2もあるが.....そこは企業が組織的に口を出してはいけないところという意味で間違ってるのではないか。

追記2:
元の文章は1月に出した奴らしい。
でも、報道されてる最新のもたいして変わってないようだ。何で最新のを掲示しないんかね。

*1:あまりに意味不明なので日本語になりませんでした。

*2:たとえば国防