デビ-スカルノ夫人がラジオに出て北朝鮮訪問について意見を話していた

 金曜日の夜の事である。私はこれまでデビ夫人の芸能ネタは全然聞きたくないと思ってきた。また、彼女のしゃべり方は好きではない。
ところが、話の中身は「非同盟諸国会議の巨頭であったスカルノ大統領の夫人」として筋の通った話になっていた。軽薄にも私は、単純に訪問と彼女の意見を一言二言伝えただけのマスコミに持たされた印象に汚染されていたので、その虚像と大きく異なる話に引き込まれた。
 彼女の主張を受け入れるかどうかは別の話だけど、日本語が話せて、日本人と違う視点を持てる人だから、やはり貴重な人材なのだろう。(私が彼女に期待する行動と、マスコミ業者が彼女に期待する行動は全く違うのだろうけど)