ハイブリッドってやっぱり理解されてない?
prepreさんが紹介していた(http://d.hatena.ne.jp/prepre/20060228#1141102916)
「清水和夫のブログでDialog: 激化するハイブリッド車競争。」
http://www.drivingfuture.com/blog/shimizu/2006/02/000657.html
んんん....、なんかへん。
すごく基本的な事なんだけど、
プリウスは1800じゃなく1500ccっす>エンジン
ただしフラットな回転数特性で、ピーク出力は初代は58馬力、現行でも78馬力、だから1000ccのvitzやfitには負けるんじゃないかな。専用エンジンだけれど基本形はVitz1.5Lとかと一緒。主な違いはハイパワー出さない分軽量化してあるのと、バルブタイミングのセッティングやジェットの口径。専用エンジンとはいえ現行はすごい数出てるから安いはず。
トヨタのハイブリッドは
- THS,THS2
プリウス、ハリアー
トランスミッションを持たない。3軸の遊星歯車にモーター1(主にアシスト用)&タイヤ、モーター2(主に発電用)、エンジンを直結してしまい、ソフトウェア制御でモーター入出力の電流量をコントロールしてCVT的に動作させる。モーター2の上限回転数が制約になっている。エンジン止まっても走れる。
- THS-C
エスティマ、アルファード
THSにCVTトランスミッションをつけた感じ。ハイブリッドシステムの制約が小さい。
- THS-M
クラウン、普通のエンジン軸に電磁クラッチ付きモーター兼発電機をつけたアシスト付き自動車だけど、おそらく省燃費性能はアイドリングストップの寄与が大きい。モーターがアシストするのは発進の時だけ。ハイブリッドというよりは、昔のマニュアル車の「セルモーター発進」が普通に出来るアイドリングストップ機能付き車って感じ。
んでホンダは
- IMA
よくしらないんだけど雰囲気で言うと、エンジンに同軸でモーター入ってますぅって感じ。既存車種のエンジンをエンジン+モーターに置き換える感じでトランスミッションは別にある。だからMTなんかも作れる設計の自由度がある。
てな感じなんだよね。
「当然、モーターや電気部品のコストはホンダのほうが安く上がる。」って、何が当然なのかわからん。それなら競争激化じゃなくてホンダの一人勝ちですか?
車全体の部品点数とか考えると、IMA+ATのコストはTHS2より上でTHS-Cより下、IMA+MTのコストはTHSより下って感じじゃないですか?