私がプリウスに乗るわけ

 過去に書いた物*1を見直しても、今とあまり変わりがない。ガソリン代がかかんないとか、環境負荷が小さそうというのもあるけど、メインの理由じゃない。
 単純に寝そべった姿勢で運転しないですむセダンだからだ。
 経験的にバックシートが寝ているほど、毎日2時間運転した週末に腰の疲れが蓄積しやすい。これは日本車の背もたれに比べて座高が想定外に高いせいもあるかもしれない。だから、「経験的に」だけどシートが起きた状態で運転できる車がいい。
 セダンがいいのは横風の影響を強く受ける通勤路を運転しやすいから。
 前のプリウスに乗り換えた時には、各社とも、背もたれを寝かせた運転姿勢を強いる物が多かった。トヨタでの例外がG21プロジェクトの流れの車だった。当時は筆頭のプリウスと派生車のプラッツ。
 今度の乗り換えでは現行プリウスが外れ、プラッツ/ベルタに現行カローラが追加された。*2
 個人的には元々環境負荷や燃費については「ATよりはMTに乗りたい」と思う程度には拘ってきた*3。もちろん、買った以上は少しでもガソリン消費は少ない方がいいし、プリウスは十分「燃費で遊べる」程度に燃費がいい*4
追記:
 前にわくたまさんの指摘に、乗りまくらなくてはいけないからプリウスと書いたけど、実際に車選ぶ時にはカローラ、ベルタなども十分選択できる燃費のいい車だと思っている。具体的には公称燃費で6L/100km*5未満の車なら候補になる。
追記2:
 どうして6L/100kmかというと、1800km/月の走行を考えた時に月額のガソリン代が15000円を超える事を避けている。このラインを超えると自動車購入や車検に備えた毎月の積み立てが苦しくなる。

*1:この日記を書き始めるずっと前

*2:例外も各社にあるが、通勤経路での部品供給の安定性からトヨタが有利なのはしょうがない。朝、出勤時に調子が悪く、部品交換を決意したとして、昼までに電話しておけば夕方に修理可能になるのはトヨタニッサン、ホンダだ。けれど実際の地域の店でメカニックが信用できるのはトヨタ店だけなのだ。プリウスがネッツ扱いだったら、除外されて、トヨペット扱いのプラッツ/ベルタだけが候補だったかも。

*3:こういう拘りはよい事とは限らない

*4:馬力やトルクで遊べる車はたくさんあるけど、燃費で遊べる車というのはそうはなかった。もちろん公道上で限度を超えて遊ぶと、馬力だろうとトルクだろうと燃費だろうと顰蹙を買う。プリウスでなくても、馬力やトルクに比べると燃費の方がカネをかけずに遊べる幅は格段に広い気がする。

*5:16.7km/L相当。VWのもともとの仕様は7L/100km未満。それよりちょっといいくらいだ。プリウス(NHW-10)は公称3.57L/100km、実測で4.65L/100kmくらいだった。