いつからジェットコースターはそんなに安全な乗り物になったの?

危険な事をして絶叫するための乗り物と認識していたのは、コドモの頃万博に出かける直前に、エキスポランドのコースター「ダイダラザウルス」で事故がありニュースで報道されたからかもしれない。
↓の7月20日に証拠を見つけた。
http://www.expo70.jp/dekigoto/index7.html

一方で最近の朝日新聞
http://www.asahi.com/special/070505/TKY200705080400.html

事故状況を調査したのは、同省所管の財団法人「日本建築設備・昇降機センター」。77年9月から調べている。
 昨年12月までの集計によると、毎年平均5件の事故が発生し、10人が死傷している。最近10年間に限れば、年平均8件の事故で死傷者12人と増加傾向だ。
 センターの事故一覧には、132件それぞれの発生状況や原因、被害が記されている。ジェットコースター型は計45件で、他機種より格段に多く、乗客1人が亡くなる事故も85年に発生していた。
 調査の情報源はメディアによる報道が中心。国交省都道府県を通じて通報を求めているが、施設や自治体が公にしなければ集計できないため、「調査は限定的」という。

これだけの事故がマスコミで公表されているのだ。
 私にしてみれば、事故があって乗るのが怖い、というところがスタートラインで、そこから定期的にマスコミの報道があったから、危険な乗り物であることは重々承知だ。
 コドモにジェットコースターに乗りたいと言われるたびに、谷川岳一ノ倉沢を登りたいと言われたような気分になる。
 違いがどこにあるか考えてみると、登山の場合は周到に準備し、体を鍛えても事故の可能性を排除出来ない。ジェットコースターは自分でやる事はなんにもない。そんなところだろうか。

 ところが、週末版に「お薦め絶叫マシーンランキング」なんてものを載せている新聞社も含めて、今回の事故であまりに多くの人が「安全であるべきで」みたいな事を言っていてかなり驚いた。