首相が異例の退陣をしたとして、なんか不思議な状態があったのか?

 無責任とか非難囂々なんですけど、問責決議案を出すと言っていた人はそれを言う資格はないだろう。むしろ自分の手腕を誇ってもいいけど。首相とはいえ、公僕の一人で、一人と数えられる人間でもある。スーパーマンでもなければスーパーマンが雇えるほどの給料が国民から支払われるわけでもない。
 簡単に不屈の闘志とかいっちゃいけない。味方からのブーイングで膝を屈したサッカー選手の闘志はもう復活しないかも知れない。*1
 いつやめてもおかしくない状況を作った人は、当然次を考えてなくてはいけない。彼は退場を宣言したのだからブーイングしてた奴でまだ次の事を考えてなかった無責任な輩はさっさと次の事を考えるのが仕事であろう。*2

*1:相手方からのブーイングならば覚悟の上だっただろうが、長老と若手のブーイングがあれば、彼は党を信用できなくなるだろうし、ある閾値を超えればいつやめてもおかしくない。それがたとえ彼の側のコミュニケーション不足に起因していたとしても。

*2:唯一考えてたらしき勢力の目的は「王政復古」らしい。