時系列でみたいじめ認知件数6倍の読み方

よく知られている認知件数の時系列の変動のグラフに国鉄ーJRの鉄道事故認知件数のグラフってのがある。このグラフが示しているのは単なる鉄道の安全性ではなくて、鉄道運営者の安全への努力の強さを反映してるってのは有名な話。一生懸命チェックして、調べた年には事故認知件数が多くて、手を抜いた年には事故認知件数が減る。
 直前のエントリーの折れ線グラフもそういう意味では意味がある。つまり、いじめ問題について、文部科学省教育委員会/学校はこれまでの6倍努力しますって言ってるのだ。あるいは去年まで件数が減少していたのはいじめ問題対策や予防にかけられる学校の余力が減少してきた事を示してるのだろう。急激な学習指導要領の改変で急激に減ったのだろうと解釈できそうな傾向も見えるし。
 で、文科省に聞きたいのは、6倍やれる根拠ってなんなの?そのための十分な予算要求とかしたの?
やっぱうさんくさ!!*1

*1:業務内容を直轄してるってことは、単なる監督官庁じゃない。すげー無責任に見えるんですが。