トンデモ教育委員会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000082-sph-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000116-san-soci
職場の都合でやむをえずに公務員の職を解くのが分限処分。

例えば公務災害で両足切断して職務に耐えられない、とか、自動交換機入れて交換手の仕事がなくなったとか、やむなく職を解かれる場合が分限免職で、職を解く理由が「本人の責任でない」場合に使われる制度。

まるで本人の責任みたいな記事だなぁ。
本人の責任なら懲戒免職です。退職金でません。

産経の方の記事では、「元から適性がない事が明白」みたいなんですが、採用ミスで教師にして、試用期間での判断もできず、長期間問題ない事にしてごまかして来たけど今になって対応したと教育委員会は言っているわけですね。

本来は処分理由は授業の内容とかじゃなくて「採用ミス」と「問題隠し」のはずなんだけどなぁ。

もっともこれは一方当事者の言い分であって、もし、この教員が病気である可能性が高いならば労災の可能性もあるし、それを放置して来た教育委員会の責任は非常に重いだろう。

他に考えられる要因としては学校をぐちゃぐちゃいじったからついてこられない教員がでてきた。

大阪では頻発しているようだけど、学校や個々の教員の問題というより、組織としての教育委員会が機能不全に陥っているという事だろう。
人事担当者や管理職も懲戒処分にしといた方がいいんじゃない?
よくあることだけれど、間接部門が責任回避して直接部門にひっかぶせてるように感じた。