図書館のフローに興味がある。

http://d.hatena.ne.jp/rajendra/20080505/p1
アーカイブこそ図書館の使命」
のコメント欄

多くのユーザーはフロー部分の方により関心があるようで。

フロー面で図書館のパフォーマンスをどう考えるべきかも興味深い。

私は図書館の仕事というのは時間を超えて、「今ここにある本」と将来その本を手にする「今ここにはいない人」を結びつける事だと思っている。時間を超えずに空間を超えさせるのが書籍販売業。

一年間に図書館の生み出したフローはΣ{(資料を保管して超越させた時間)×(読み手にとっての図書を読む価値)}みたいな形で考えるといいのかもしれない。
 アーカイブされた図書もいずれは失われる。転写すれば劣化する。その中で一冊一冊の図書についても失われるまでのその本のΣ{(図書が超えて来た時間)×(読み手にとっての図書を読む価値)}を最大化するように運用するといいのかも知れない。