実際の規制にあわせて走行して下さい

　大雨の高速道路で、ＶＩＣＳに流れてくる警察の情報では全線50km/h規制*1。

　しかし、路上では平常通りの80km/hの規制標識と50km/hの規制標識が交互にでてくるので非常に困惑する*2。

　残業代貯めて起業したとか言う某モーター製造会社のトラックなんぞとんでもないスピードで*3走行しているので、規制を守って50km/hで走行するというのもそれはそれで危険な状況。*4

　会社から「法定速度を守れ」と厳命されているらしい数社のトラックも、おそらくは入札で仕事を勝ち取った高速道路会社の委託先の車も「法定速度*5で」進行しているしね。

　こういうの、最近の政治家なら「あってはならない」とか言うんだろうな。空港管制でも高速道路でも、異常や緊急事態や危険が「あって当たり前」の状況に「構造改革」してきた自覚も実感もないのだろうから。

*1:排水能力を超える降雨があり、水たまりがある状態なので物理学的には妥当な規制。厳密に物理学的には車検を通る状態の車なら70km/hで走行できるとか計算できるのかもしれない。よく「平気だよ」とおっしゃる方がいるが、車輪が空転したり横の車線にはみ出したりしても気がつかないほど運転がヘタクソな事を自慢している人と極端に運転がうまい人がいる。圧倒的に多いのは前者なので、どうせタイヤの摩耗なんてチェックしてないんだろうし、社会的には50km/hで妥当だろう。

*2:普通の国ではシステムがちゃんと動かないのは普通の事らしいので、日本が「奇跡の国」から「普通の国」に変わっただけなのかも

*3:ハイドロプレーンで蛇行しながら

*4:毎朝ひどい運転なんだけどね。今日は特に危険な状態だった。もし４０年ほど前のティアックが生活残業させない会社だったら俺は今こんな危険な体験をしなくてすんだのか？とか一瞬思った。１０年前のサービス残業の取り締まりが厳しくても危険な体験をしなくてすむはずという気もする。

*5:80km/h