余談の余談 社員(出資者)=従業員な会社は何故給与が高くなるか。

生産手段を従業員が所有するある種社会主義的な組織だから、とか書くと喜ぶ人がいそうだけど、私は別にそう思わない。

arnさんの法人税についての記事(http://d.hatena.ne.jp/arn/20080615#p2)のコメント欄でarnさんが鋭い。

会社が利益を分配するのは従業員に支払う給料と社員への配当などの分配金(内部留保は将来の分配金と考えます)と税金の3種類。

で、社員=従業員だと、分配金でも給料でも行き先は一緒。
ところが、給料には法人税がかからないけど、分配金には法人税がかかる。
したがって、配当を出すより、給料で払った方が税金にとられる部分が減る。

だから給料が高くなるってことなんじゃないかと。

ま、思いつきなので外してる可能性も高いけど。