原風景ねぇ

http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090115/1232019668

昔は確かに里山風景の広がる片田舎から夜行列車に揺られて都会に出てきたような人が多かったと思うけど、今は違うだろう。地方から出てきて東京に住んでる人にしたって、大阪みたいな大都市出身者も結構多いし、どこかしら県庁所在地とか都市的な環境のところから出てきたような人の方が多いんじゃないか。生まれてこの方大都市からまったく出たことがない私なんかにとっては、「原風景」とはアスファルトの道路であり車の排気ガスの臭いであり林立するビルであり公営団地であったりする。

僕がコドモの頃の東京は結構緑の多い都市だったよ。それと、歩いている人の数と歩くためのスペースは潤沢だった。産まれる前の映像ではもっと緑の多い都市だったみたいね。

 東京オリンピックの記録映画で聖火リレーの背景見ると、東京は緑がきれい。田舎は山は禿げ山を一生懸命地拵えして植林したばっかりだったりもする。

 例えば木なんて10年で4m伸びたりする。ってことは植えて切らなくても、あるいは切っても山の形は変わっていくって事だ。

東京だろうと田舎だろうと中小都市だろうと、かなり多くの人が「風景は変わらないもの」みたいに考えてるのが怖い。

目の前で変化してるのに。