どうなんだかまじでわかんなくなった

http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20090321#p1
米英リフレ政策発動と日本の現状

政府に対しての自動的な売りオペ(?)が自動的に発生しているというわけです.

飯田先生が、日銀保有国債が償還期限を迎えて総額があまり伸びていない事について書いておられる。

うーん......償還で国庫から日銀会計に資金が移動するのはわかるけど、日銀の資産は民間出資額(4500万円)を除いて残りはプラチナ株主の政府の所有物なんですよね*1。各期の利益も積立金積んだら一般株主には年45万円配当して残りは政府に納める*2


 支配的親会社と子会社で金の貸し借り清算して売りオペレーションになるのかなあ.....
償還まで保有するつもりで購入を実行した時点でオペレーションとしては終わってる気もする。
追記:
 本題からずれるのでコメント欄に書けなかったよ。

 個人的には「国会が日銀の意向を無視して国債買い切り枠の増額を決議してしまう」みたいなことがあると面白いと思う。

追記2:
 国庫にお金が足りなければ国債が発行されてハイパワードマネーが政府に吸収され、そして金融とは別のルートで市中に支出される。だから、金融当局である日銀としては、「政府が吸収したハイパワードマネー」の何割を金融に還元するかって方が大事なのかなぁ。

*1:日銀の政府以外の出資者の清算配当請求権は出資額が上限

*2:通常配当請求権は額面の1%が上限で残りの剰余金は政府に行く