どんだけサービス残業やらせてる奴かは別の場所に書いてありました。

http://www.asahi.com/politics/update/0313/OSK200803130060.html
橋下知事が初朝礼 女性職員、発言にかみつく一幕

「どれだけサービス残業をやっていると思っているのですか。」

↑の記事を載せた新聞の別の記事

http://www.asahi.com/life/update/0312/OSK200803120134.html

労基法上、残業などの時間外労働は原則として月45時間までしか認められない。ただし、夜間や休日に勤務しても、電話番などほとんど労働する必要がない場合は、「宿日直勤務」として例外扱いとなり、時間外労働とはみなされない。
救命救急センターの場合、通常の泊まり勤務は午後5時ごろから翌朝8時ごろまでの15時間前後。いつ急患が搬送されてくるかわからず、集中治療室にいる入院患者の処置もあって、仮眠さえ満足に取れない場合もある。同省監督課は「実態を考えると宿直勤務とはみなされず、仮眠時間も含めて時間外労働とみるのが妥当」としている。

 泊まり勤務の回数では、最も多い医師が月45時間を超える4回以上泊まっている施設が16あった。最多は大阪府立泉州救命救急センター(同府泉佐野市)の月10回(3日に1度)。

 泊まり明けの翌日勤務については、11施設が「通常勤務」と回答。ほかに10施設が「半日勤務」「翌日が休みでも勤務することがある」とした。

月10日15時間休憩なし通常勤務に連続のサービス残業ですか。いやはや。

追記:
当然ながら、この他に通常の業務に関連する残業もこなしているのが救急病院の医師の実情。

自らが使用する者だけでなく、大阪という地域全体でこういう事を防ぐ義務があるはずの知事に是否見て欲しいブログは↓
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51017368.html


追記2:
大阪府立泉州救命救急センター指定管理者制度によって泉佐野市に管理委託されているが、制度関連の文書や条例を見る限り、府は業務監督の義務は免れない。

建築基準法とかどうなっちゃうんだろうねぇ

http://www.shizushin.com/local_social/20080312000000000021.htm

 伊東市の住民らが都市計画道路「伊東大仁線」の県道一部拡幅を理由に建築申請を不許可とした処分の取り消しを県に求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は11日、県の上告を退ける決定をした。県の都市計画決定自体を違法として処分を取り消し、住民側が逆転勝訴した2審東京高裁判決が確定した。
1審静岡地裁は住民の請求を棄却。これに対し、東京高裁は平成17年10月の判決で、県道の幅員を11メートルから17メートルに広げる県の都市計画変更決定について「将来の人口を過大に設定して交通量を予想するのは合理性に欠く」として違法と認定した。

もちろん、不当な都市計画決定には対抗手段がないといけないわけだけど、新聞に書いてある根拠は「将来の人口を過大に設定」しかない。
計画のベースになる人口とその将来推計はこの10年ずっと過大評価されて来たような気がするので、新聞記事を鵜呑みにすると、日本全国の都市計画決定が覆しどきを迎えたように読める。

対象になった地域を検索してみると、観光シーズンや土日には全く動かなくなる渋滞の名所。ここを放置したら救急搬送とかにも支障を起こすだろう。で、本当は人口が増えるから/人口を増やすから道路が必要なんじゃなくて、観光客対策で道路が必要なのに、それではなんかの引っかかりがあるので異様な人口予測をしてしまったということだろうか。

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