ゴールド免許

13Hz様に反応
僕の免許取り立てのころと比べると、検挙されるかも、という感覚はどんどん薄くなってきた気がする。あのころは例えば車線違反したまま交番や警察署の前を通れば、警官が出てきて車を止めてた。制止を無視すればかなり重大な違反なので交通機動隊に手配されるし、止まって駐車場に誘導されればミニパトが来て切符を切られる。(運が良ければ、厳重注意だけで放免される。私はたまたまこれを経験した。)
今や警官の目の前で駐停車禁止場所に駐車する人が居ても警官は無視する。一度交通取り締まりの警官にどうして注意しないのか聞いたが、その場所が駐停車禁止であるという事が解らなかった。(交差点内に駐車してはいけない事が理解できない人物が、車を運転して交通取り締まりをしているのはシュールだ。)
現場のノウハウや実力、そしてやる気と言ったものがかけた状態なんだと思う。個別のあれこれはあるだろうが、こうまで全体的な印象が変わってきた原因は、例えば「誰がやってもできる事しか評価されない」「組織内の縦割り」などいろいろあるだろう。でも個別の事例に則して叱ったり、怒ったりしてもやる気やノウハウが醸成される訳ではないから、多分怒ってもしょうがないはずだ。
駐車違反の取り締まりが外注化されるようだが、この際に個別の警官の能力や技能、知識をきちんと評価して、やる気が出るシステムに変わって欲しいなぁ。