ボクシング世界戦、反則容認?さらに日本国政府公認?

ボクシングの世界チャンピオンタイトルマッチに関して処分が出たようだけど、期待はずれだった。これではプロボクシングをルールのあるスポーツとして認めるのは難しいような気がした。
疑問点は二つ。
WBCの試合規定に違反*1した試合を開始した事」に対する調査結果と(必要なら)処分は?
「著しい反則が複数回繰り返されたにもかかわらず試合を続行した事」に対する調査結果と(必要なら)処分は?
 挑戦者だけに注目したマスコミ報道が多いのでなんか誤解してるかもしれないのだけど、個人的にはこの二つがきちんとしてないと、再発防止に取り組んでると思えない。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/sports/CO2007101601000155.html

渡海文科相は16日午前の会見で、日本ボクシングコミッションJBC)が世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで反則行為を繰り返した亀田大毅選手をライセンス停止1年間としたことについて「処分は当然。JBCが早い段階で対応。あれでよかった」と述べ、対応は妥当との考えを示した。

 一連の報道に接して、一番あきれたのはこの処分内容に我が国の政府が公式にお墨付きを与えた事だった。*2

*1:親族によるセコンド

*2:監督責任者ではないのだが首相もこの件について肯定的にコメントしたらしい。