食品偽装と食中毒をはかりにかけると？
連日叩かれまくっている赤福の虚偽表示の問題*1なんだけど、食中毒って結局あったんだろうか？内部告発でバレたって事で、赤福で食中毒ってのが記憶になくて。
その一方で自然のキノコを採集したものを販売して食べた人が食中毒になるケースが相次いでいる。
長野県の例*2は
長野県松本市の同市公設卸売市場で、誤って販売された毒キノコの「クサウラベニタケ」を食べた６人が下痢やおう吐などの症状を訴え、うち１人が一時入院していたことが２３日分かった。クサウラベニタケは２１日に同所で開かれた「市場まつり」で食用の「ハタケシメジ」として１１パックが売られた。
湯梨浜町のＪＡ鳥取中央直売店「ハワイ夢マート」で販売されたキノコを食べた倉吉市内の夫婦が食中毒になった問題で、販売された５パックが２１日までに、すべて回収、確認された。
倉吉保健所によると、夫婦は１９日に同店で「一本しめじ」というキノコを購入し、焼いて食べたところ下痢やおう吐などの症状を訴えた。
長野県ではクサウラベニタケを誤判定して、「ハタケシメジ」として販売し、食中毒がおきた。鳥取県ではクサウラベニタケと形がよく似ていて、さらに毒性もよく似ている「イッポンシメジ」をイッポンジメジと表示して食用キノコとして販売して食中毒が起きている。非常に中毒例が豊富な二種類のキノコであるが、毒が比較的早く症状をもたらすもので死亡例は少ないんじゃないかと思った。*4
食中毒例がぱっと見はなくて、みんなおいしいと言って食べてて無期営業停止なのに対して、食中毒例があっても営業停止３日とかってことなんだよね。
どういうつりあいなんだろう？
*1:http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/akafuku/
*2:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071023-00000100-mai-soci
*3:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000148-mailo-l31
*4:ちなみにこの二種は食用になるウラベニホテイシメジと間違えて食べるのが代表的な中毒例であって、ハタケシメジと判定して食べたとか、毒キノコと同定されているのに売ったとかはレアケースだと思う。
