文部科学省のシンボルマーク

文科省がシンボルマークを制定したらしい。*1

このたび、文部科学省が担う幅広い役割や任務に取り組む姿勢について、国民の皆様により一層ご理解いただくことを目指し、「文部科学省シンボルマーク」を新たに制定しました。


新聞記事*2では

青色を基調とした、「羅針盤」をイメージしたデザイン。上部の円は「進むべき方向」、下部の円の中央から広がる線は「社会に開かれた文科省」を象徴している。

とのことだが、ぱっと見たらファットマンの核分裂物質と起爆装置の配置を示した図に似てるな。

字体が「ちば」っぽいってのはすでに続・航海日誌さんが突っ込んでいた。*3

仕方ないのでとっときの突っ込みを入れておくと、このシンボルマークは、錯視の技法*4を取り入れていて、上の濃青の円と下の淡青の円環に囲まれる空白部の円は実際には全く同じサイズなのだが、錯視によって上の濃青の円の方が大きく見える。

文部科学省シンボルマークに錯視の要素をいれるのはどうかと思うなぁ。


文部科学省が担う幅広い役割や任務に取り組む姿勢」をシンボルマークにしたらしいので、裏の意味を勝手に読み解いてみた。

「東大と京大では京大が上だが、規模は東大の方が大きいのが良い」*5
「人の目を欺き、事実をわかりにくくする事が文部科学省の役割であり、目くらましこそ文科省が任務に取り組む姿勢である」
ってことでどうでしょう。

追記:
他にもいろいろありそうだな。
「国産核兵器は長崎型でいきたいと思います」
「新庁舎への移転早々なんですが、次はつくばに移転するつもりです」
「義務教育で使う方位磁石は江戸時代の12方位にあらため、方位の名前も十二支にちなんだ呼び名に変えます。4つも減ったからゆとりです。」
追記2:
文科省は開かれてます。12個も小さな穴があいてるでしょ。でも中身はからっぽです。進むべき方向性を決める権限は内閣府にガッツリ持っていかれましたから。」

ああ妄想が止まらない。なんて悩ましいシンボルなんだ!

*1:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/10/07103005.htm

*2:http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY200711040108.html

*3:くやし〜.....11月4日付けhttp://www.seri.sakura.ne.jp/~branch/diary.shtml

*4:追記:エビングハウス錯視だったっけ?

*5:濃青は京大の、淡青は東大のスクールカラー