普通のAT車でアクセルペダルを半分まで踏んで発進してみたら

http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20071126#p1

普段プリウスに乗っていてフツーのクルマにいっぱい乗っているわけではないので、上のエントリの批判が正しいかどうかはちょっと自信がない気もする。

プリウスを車検に出して、代車がAT-212のカリーナ(オートマ)だったので、規制速度なし、信号待ちからの発車で、前も後ろも居ない時にアクセルペダル半分の位置まで踏み込んでDレンジで加速してみた。

結果は5000回転近くまで1速で回って60km/hでちゃった。前半は確かにフルスロットルだけど、3000回転以上ではスロットルは絞られてるようだったし、ゆっくり踏み込んで適切に4速まで上げた場合よりスロットルは絞られてて、加速もかえって鈍いと思う。コントロールのしやすさははるかに低い。予想通りの結果でした。

で、もう一度トライして
回転数が上がったらシフトアップのためにアクセル戻してもう一度半分まで踏む。

結果は1-3-1-3-2-3みたいなシフトになってガクガク加速になった。

半分まで踏み込んでフルスロットルになってエンジン効率いいのは時速10kmまでのところって感じ。で、前にクルマが並んでる時は、前のクルマの前のクルマのブレーキランプが消えた瞬間にブレーキペダルを離してれば、アイドリングだけですぐに10km/hくらいになるから10km/hまでにアクセル踏むところない*1しねぇ。エンジン効率低くても無駄に加速したら燃費は悪化するだけだしねぇ。


で、まあ、ガソリン代がもったいないから、某評論家のやり方は無視して自分なりの普通の走り方をして、多分燃費は16km/Lくらい。さほど悪くなかった。

自分の乗った中で同じような挙動*2を示すオートマのクルマを車種名までぱっとおもいつくのを挙げると、

トヨタカローラ
トヨタアリオン
トヨタクラウンアスリート(やや古い)
トヨタRAV4
日産アベニール(古い)
三菱リベロ(やや古い)
ホンダFit
ホンダオデッセイ
プジョー307sw
ベンツのちょっと前のEシリーズ(スポーツモード&ノーマルモード
シトロエンイグザンティア(古い)


ちょっと違う挙動を示すのは
ベンツのちょっと前のEシリーズのスノーモード

ちょっと違うのは一例だけ。それもスノーモードの時だけだからかなり例外的。

http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20060822#p2で書いたような最近のベンツのオートマディーゼル車の紹介記事でも大差ない気がする。

シフトダウンを抑制しながらある程度アクセル踏み込めばいいんでないかと。んで、車種によってはちょっとでも踏み込むとシフトダウンで、踏み込める余地は車種によって大きく違うのではないかと。ホンダの高回転型エンジンの小型車だと、加速するつもりの時は必ずシフトダウンしてくる感じですね。

http://blog.drivingfuture.com/shimizu/2007/10/002239.htmlに当てはまる車ってあるのかな。(マニュアル車だと大分違うけど。でも過去に乗っていた経験からは発進加速のうち半分くらいはアイドリング状態〜1500回転以下で十分追従できるので、アクセル半分まで踏めるほどトルクのないクルマって滅多にないように思えるけど。)

必要以上の速度も、必要以上の加速も、いらんのです。

*1:平坦に近い下り坂ではアイドリングだけで50km/hまで加速しました。前が2台トラックだとほとんどアクセル踏む所ないwwww

*2:半分まで踏み込むと効率悪そう