あーそっち方面の話か。

大阪府の朝礼の件。新聞各紙が故意に個人を特定できるように報道してるのはなんでだろう?と思ってたら、やっぱり組合の関係者だったのね。
 それに対する反応が面白い。「民間なら従業員が代表者をあんた呼ばわりしたらクビ」みたいな。組合関係者として発言してるのなら民間でも「あんた呼ばわり」デフォでしょ。経営してる人も組合やってる人も見た事のない人に多そうな意見。組合は従業員を代表して経営者と対等な関係だから敬称を使わない。業務時間中に組合活動で業務を妨げたってつっこまなきゃ。
 でも問題にならないと思う。発言の内容は半分は全うで、半分はそうでもない気がした。で、全うな主張とそうでもない主張をごっちゃにして全体としての話の信頼度を下げるというのは多分経営者に都合がいいから。過激派にしろ、過激な組合にしろ、左翼や、労働者の正当な権利の主張への信頼感を「多くの人が全うだと考える事とそうでない事をごっちゃにして」損ねてくれるから存在を温存されている気がする。
 とりあえず大阪府では真っ当な事が言いにくい雰囲気が出来て知事には都合がいいだろう。
追記:
 普通なら、都合がいいのだけど、あの朝礼は知事も相当にスゴかったので対等の立場で意見交換出来たのかも知れない。

追記2:
J-CASTはそういうツッコミを入れてたようだ。正直どうでも良い事だと思ってて調査が甘くて御免。
でも↓はないだろ、
http://www.j-cast.com/2008/03/14017864.html

女性がいうような職場環境が本当ならば、「サービス残業」は労働基準法に抵触することになるが、府人事課は、J-CASTニュースに対し、

「制度としてサービス残業を強いることはしていない。それは、仕事が終わらなくて15分くらい遅くなることもあるでしょう。個人の習慣的なものなので、(女性職員の)発言の意図まではなんとも言いがたい・・・」

ま、人事は早く帰る人が多いんでしょ。人事は自分たちの人事だけしてるってことか。