印象に過ぎないのかも知れないが

 自殺件数や模倣犯罪の数にはネットでの情報の流布よりマスコミュニケーションの方が大きく関与しているように見える。
 実際、詳細な実行方法なんてもの、特に興味がないのに知っているのは直接あるいは間接的に*1教えてくれたマスコミのおかげだし。
 有害情報見たくないから受信契約解約したいっていったらNHKはなんて言うんだろう*2
 実数を抑制するためにすぐやれる事をまったくやらずに、ネット規制に走る混乱ぶりはなんなんだろう。
 また「贈収賄があったから公務員は全部埋めてしまえ」「医療事故で死者がいたから医者は全部埋めてしまえ」と同じ事なんだろうか。

 こういうときのマスコミはとても興奮して「無邪気にはしゃいでいる」ように見える。
 惨事の現場で死体の数を数えてはしゃぐ奴は、いつ現れるかわからない通り魔よりずっと怖い。

 「違法ダウンロードができるソフトの使い方」を懇切丁寧に雑誌や書籍で紹介して普及させた資本に政府が携帯電話ネットワークを運営する免許を与えるような国なんだよな、日本は。

*1:Googleになんと入力すれば情報にたどり着けるか

*2:放送内容の穏健さと、解約するという制度がある分民放よりはるかに良心的だが。民放や新聞社に金を払うのを拒絶する手段はない。