温暖化対策がいらないわけじゃないと思うんですが......

景気が落ち込んで化石燃料の消費が落ちたから温暖化対策イラネみたいな話を書く人がいたのでちと。

大気中の二酸化炭素が減るほど化石燃料の使用が落ち込むわけもなく.....温暖化そのものは進行中で、一時的に目標を達成したに過ぎないのでは?

で、現行で運用をみなおしてケチケチ排出量を削っていたのを、次に設備投資が集中的に起きる時に合わせて、何をどうすれば排出量抑制につながるかの技術開発に力点を移す時期に来ただけじゃないの?

え、暖房の抑制とか冷房の抑制とかの話?
我慢大会はそもそも地球温暖化対策ではありませんよ。本質的にはいかに少量の排出量で快適に過ごすかが課題なんですから。あれは政治家が趣味を押し付けてるだけだと思います。*1
追記:ブクマに反応。
Buntenさんのは単なる我慢大会(既存の技術を前面肯定し、新技術を開発する努力を否定して我慢を強いる)ではなくて、低コストでいかに快適に過ごすかの方法を探索する技術開発の要素が強いと思ってる。実際問題貧困に直面した人が快適に過ごせる技術開発とお金に余裕があれば導入できる技術開発、どっちが大事なのかは日本の将来がどのくらい貧困かの関数。現況を見るに貧困に賭けた投資も必要と言わざるを得ないっす。Buntenさんがその時には貧困を脱していたとしても、書かれて公開された情報は薄まりながら社会に溶け込んで、どこかで発現するのだと思います。

*1:作業効率最大の温度より高く(低く)設定した暖房(冷房)を抑制すればおそらくちょっとの排出量削減と経済効果が得られるので、労働環境の研究とかする方がよっぽどマシです。