問題は官僚支配か?

http://diamond.jp/series/kamikubo/10020/
官僚支配を終わらせるために、
政策立案で幅利かす「御用学者」を一掃せよ

首相官邸主導」は、郵政民営化など小泉構造改革を象徴する政策を実現させた反面、官僚による抵抗を抑えられないことも多かった。例えば、2004年6月に成立した年金改革法は抜本的な改革には程遠かったと批判されることが多い。
 当時、経済財政諮問会議にいた太田弘子氏は著書で、2002年12月に厚労省から諮問会議に改革のたたき台が出された時点で、制度の抜本改革が却下されており、「社会保険方式に基づく現行の制度体系を基本として改革を進めていく」と決めつけられていたことを問題視している。つまり、抜本的改革が実現しなかったのは、それを望まない厚労省がたたき台に載せなかったので、諮問会議で議論のしようがなかったからである。太田氏は、制度の抜本的改革を実現するためには、諮問会議で審議する前に厚生省の審議会「社会保障審議会年金部会」でそれを議題として取り上げておかなければならなかったと指摘している。

んなこといっても、社会保障審議会年金部会ってのは「首相の諮問機関」なんで、抜本改革を諮問しなかった最終責任は首相にあるだろう。*1
2002年12月の首相って誰よ?

首相が「君臨すれど統治せず」だったってことなのかな?

こんな言い訳が許されるほど統治が欠如してるんだったら、いくら官僚叩いたり学者を坑に埋めてもよくならんのじゃないの?
追記:
若返りには賛成する。

*1:僕が「改革」を信じなくなったのは年金の抜本改革を諮問しない事を当時の首相が決めたように見えたからだけどね。(「ように見えた」は追記しました)