1000マイル給油せずに走ってみた その0 何故1000マイル?

プリウスのガソリンタンクは公称で45L入る。でも、長くプリウスに乗っていると、たまに何かの拍子に5Lくらい余分にガソリンが入る事がある。

そういう時は、気温さえ高ければ普通に通勤に使ってても1200kmくらい無給油で走ってしまう。

ぎりぎりまで燃料を積んだら、何キロくらい走れるんだろうか?*1

一度、NHW-10型プリウスに乗っている時にできるだけ燃料を多く積んで何キロ走れるか試した事がある。おそらく50Lくらいの燃料が入って、1420kmほど走れた。
 NHW-10型は、十分気温が高ければ、20-50km/hでは平坦な道を40-50km/Lでエンジンを回して充電しながら走れてしまう。
 だから、50Lで1420km(28.4km/L)というのは、プリウスからみたらとても不本意な距離だったかもしれないと思う。この中途半端な距離は、途中で竜飛岬の先端が見たくなったり、一般道でうだうだ行くのがめんどくさくて高速に乗ったりした結果で、平坦で信号が少なく、交通量が控えめな道があれば、1600kmくらいは走れそうな気がした。

 私のNHW-10時代のアクセルの踏み方は、この長距離走行の結果得られたもので、実は、今乗っているNHW-11型プリウスとは今ひとつ相性がよくないところがある気がしていた。
 少なくとも、NHW-11に乗り換えてからは、暖かい日にアクセルを絞って平坦な道を50km/hを保ち、充電しながら走る、いったいどこまで走っちゃうんだろう、と心配になるほど距離が伸びる、という体験がない。NHW-11はNHW-10と違う。違いがあることは見えている。しかし、どうアクセルを踏めば思い通りに燃費よく走ってくれるのか、というのは今ひとつわかってなかった。

 とりあえず、前と同じようなやりかたで無給油でできるだけ長距離を走ってみる事でうまいつきあい方が見えないだろうか、というのがこのドライブの目的。

 やるからには目標があった方が元気も出るし、あきらめる事だってできる。あきらめがつかず判断を誤るというのは、目標がしっかりしていない事が原因だったりする事が私は多い。

 ありきたりだが、何人かのプリウスドライバーたちが1000マイル(1609.4km)を目標に走っている。ぼくもそれを目標にしてみようかと思う。最初にガス欠表示が出てから噴射時間積算で2.5L相当の燃料を消費した時、もしくは1609.4kmでドライブ終了。

 NHW-11後期タイプの公称燃費は31km/Lある。55L給油できれば公称燃費で達成できるはずの緩い目標だけど、それだけ走ればきっとなんかつかめるにちがいない。

*1:追記:誤解を招く表現だったようで、いいわけを書いておきますが、私は自動車のプロではありません。あくまで平坦に近い状態でブリーザーがフューエルタンク内の液面に触れ、ガソリンの量が規制されて安定する程度が私のぎりぎりです。