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片岡剛士『日本の「失われた20年」デフレを超える経済政策に向けて』を読みました。

この本は、多くの人が2月のうちにも読み終わって本書についてのなんだか高度な議論(と図表の多い書物の宿命である誤植退治)に突入していきました。 私も本が出てすぐ書店に注文して入手したのですが、みなさまの議論をよそに、なかなかこの本に立ち向かう…

うーん、高度成長期に農村から都市に人口がうつった主役を農家の次男三男に求めるのはヘンだと思う。

えー性懲りもなく飯田先生の重箱の隅をつつくわけですけど、「脱貧困の経済学」は良書です。専門家が読む本じゃない本としてわかりやすいし、少なくとも意見として頭に入れておくべき問題点がたくさん頭出ししてある。そして、それはよく考えた結果になって…

経済成長って何で必要なんだろう?....を読んで 感想その2

飯田先生のご意見と私の意見が合わない部分 田中角栄のバラまきは田舎で生活する人を増やしている 法人税はいらない ....あたりだな。あまりに少なすぎる。客観的に読めてないかもしれない。 追記: 「個人、法人は法律を守っていれば云々」を期待されたかも…

経済成長って何で必要なんだろう?....を読んで 感想その1

芹沢一也氏は流星光一郎先生↓に似てる。 http://www.youtube.com/watch?v=FEEEdMfEJUQ

非常に些末なダメな議論

瑣末だし、そんな事知ってるのはオタクだけだよ、みたいなとこを見つけちゃったので、ちょこっと指摘してみる。「ゼミナール経済政策入門」(1版1刷)の145ページ たとえば公園は柵などを設けて価格を支払わない人の消費を排除できますから,私企業が供給す…

「そうだったのか」と全く思わなかった「渋滞学」

毎日渋滞に悩まされているし、昨日のNHKの朝のニュースでも取り上げられていたのでこっち方面にも少し言及しておこう。 http://www.shinchosha.co.jp/book/603570/ ASEPそのものの有用性はあるのだろとはおもう。 しかし、正直、「そうだったのか」とは思…