bewaadさんがDID論者になってて喜ばしい限り

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20080519

仮にイギリスの「都市部人口」がDID居住人口ではなくこれらの定義に従うのならば、日英格差はほとんどないということになります。上記Wikipediaのページにおいては、イギリスの代表的都市における人口密度としてロンドンで4,782人/km2、マンチェスターで3,815人/km2という数字が紹介されていますが、DIDは定義上人口密度4,000人以上ですから、高い確率でイギリスの「都市部人口」はDID居住人口ではない、と考えられるのです。

昔コメント欄に捨てハンドル*1
http://bewaad.sakura.ne.jp/20050708.html#c04
を書いたのがうっすらと記憶に残っている。

おそらくヨーロッパの都市と言うのは人口稠密な中核と、その外側の緑地地域*2をあわせて都市と言うのであって、稠密な部分だけを言うのではないという違いもあるのでしょうね。

ついでに書いておくと、日本に限らず伝統的な湿潤/温暖なアジアの農村というのはヨーロッパや北米の農村よりはるかに高密度に人が居住していてある種都市的なもんだと思いますね。

*1:のつもり

*2:都市の機能の一部を分担していると考えられている、ヨーロッパ人がそう考えるようになった動機の一つとしては「江戸を見た」というのが多少効いているかもしれない。